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宝石・ジュエリーの相場や査定のポイントを、おたからやで詳しく確認
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SUPERVISOR
この記事の監修者
TASKの鉱物棚
- YouTube Ch.「TASKの鉱物棚」主宰
- 鉱物コレクター
20年以上にわたり、世界各地の鉱物・原石を収集している鉱物コレクター。幼少期から鉱物に関心を持ち、宝石学者・近山晶氏や鉱物学者・堀秀道氏の著作に親しみながら鉱物に対する理解を深める。現在は500点を超える鉱物コレクションを保有している。 YouTubeチャンネル「TASKの鉱物棚」を主宰し、鉱物・原石の魅力、ミネラルショーのレポート、鉱物収集文化、宝石・天然石の背景知識などを発信。専門的な内容を一般向けにわかりやすく伝えることを重視し、鉱物や宝石を科学的・文化的・歴史的な背景とともに紹介している。 これまでに『学研の図鑑LIVE 岩石・鉱物・化石 新版』へ鉱物写真7点を提供したほか、同シリーズ公式YouTubeチャンネルとのコラボレーション企画、阪急うめだ本店への映像提供、自身の鉱物コレクションによる個展の開催、鉱物写真集の制作などを行っている。また、ねとらぼなどのウェブメディアから取材を受けるほか、鉱物コレクター交流会の継続的な主催や、ジュエリー・アクセサリーの制作者との対談企画なども行っている。 宝石については、装飾品としての側面だけでなく、その素材となる鉱物・原石の性質や特徴という観点からも捉えている。長年実物を収集・観察してきた鉱物コレクターとしての経験を活かし、鉱物種としての性質や産状、名称の由来、歴史的背景などの側面から、宝石・鉱物・天然石に関する記事監修を行う。
「クォーツのジュエリーを持っているけれど、宝石としてどのくらいの値段がつくのだろう」「ルチルクォーツと普通の水晶では買取価格が違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
クォーツの買取価格は石の種類と地金素材の組み合わせで決まり、ルチルクォーツのように内包物そのものが価値になる種類は、通常の宝石とは逆の評価構造で高値がつくことがあります。
この記事では、クォーツ(Quartz)の買取相場を左右する要素や、ルチル入りで価値が変わる仕組み、種類ごとの評価傾向、査定前の準備について解説します。
お手元のクォーツジュエリーがいくらになるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
CHARACTERS
登場人物

インタビュアー
読者の疑問を代弁する聞き手。買取ビギナーの目線で、宝石の価値がどう決まるのか、査定のプロに素朴な疑問を率直にぶつける。

査定員
宝石・ジュエリーの買取を10年間担当。ダイヤモンドは4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)の等級評価、色石は石種の鑑別および処理の有無の判定により品質を見極める。鑑定書の記載と実物の照合を徹底し、石と地金を分離して評価する。
この記事でわかること
- クォーツの買取価格が石の種類と地金素材の組み合わせで決まる仕組み
- ルチル入りクォーツで「インクルージョンがあるほうが高い」という逆転が起きる理由
- ルチルクォーツ・ローズクォーツ・アメジスト・シトリンなど種類ごとの評価傾向
- 実際の買取実績3件から見える価格帯と、金額を左右した要素
- 鑑別書や付属品の有無、壊れた品物の査定の考え方
- 査定前にやっておきたい準備と、やってはいけないお手入れ
第1話 クォーツの買取相場は石の種類と地金で決まる
クォーツは石だけでなく地金の価値も査定に含まれる

インタビュアー
クォーツのジュエリーを売りたいと思ったとき、そもそもクォーツは宝石として値段がつくものなのでしょうか?

査定員
クォーツは二酸化ケイ素(SiO2)でできた鉱物の総称で、1つの宝石を指す名前ではありません。水晶(ロッククリスタル)、アメジスト、ローズクォーツ、シトリンなど、すべてクォーツの仲間です。

インタビュアー
クォーツが鉱物の総称だとは知りませんでした。半貴石だと買取では不利になるのでしょうか?

査定員
宝石の分類では、クォーツは貴石と半貴石のうち、半貴石に分類されることがあります。ダイヤモンドやルビーのような貴石と比べると、石単体の評価は控えめになりやすいです。ただし、クォーツのジュエリーにはPt850やPt900、K18といった地金が使われているものが多く、「おたからや」では石の評価と地金の評価の両方で買取総額を算出しています。地金の重量と純度が総額の大きな割合を占めるため、「半貴石だから売れない」ということはありません。
ルチルクォーツやローズクォーツなど種類で評価が変わる

インタビュアー
石の種類によっても、買取の評価は変わるのでしょうか?

査定員
ルチルクォーツは、金色の針状インクルージョン(内包物)の美しさによって高額査定につながることがある、通常の宝石とは逆の構造を持っています。ローズクォーツは透明度の高い個体が希少で、透明度が高いほど高額査定につながりやすいです。アメジストは深い紫色、シトリンは天然のマデイラカラー(濃い黄色〜オレンジ系の色味)が高額査定につながりやすい傾向があります。

インタビュアー
同じクォーツでも、そこまで評価の仕方が違うのですね。

査定員
種類によって「どこを見るか」がまったく異なるため、クォーツの買取では「何のクォーツか」が重要になります。
第2話 買取実績から見るクォーツの価格帯
Pt850/Pt900 ローズクォーツ・多色石 ネックレス|156,000円の実績

インタビュアー
実際にクォーツのジュエリーが買取に出されたとき、どのくらいの金額になるものなのでしょうか?

査定員
「おたからや」でお買取した実績を紹介します。Pt850/Pt900 ローズクォーツ・多色石 ネックレス/ペンダントトップ(ペンダントトップはネックレスの飾り部分)を156,000円でお買取した実績があります。お買取したのは18.00ctのローズクォーツに、ダイヤモンド0.17ct・ルビー0.23ct・エメラルド0.06ctが組み合わされた品物で、地金はPt850とPt900です。プラチナの地金が買取総額の大きな割合を占めています。
※2026年4月10日時点の参考買取価格です。時期や相場、形状により変動します。
Pt850/Pt900 ローズクォーツ・多色石 ネックレス/ペンダントトップ 18.00・D0.17・R0.23・E0.06ct買取の参考価格(相場)
K14WG レモンクォーツ・多色石 リング|109,000円の実績

インタビュアー
プラチナの地金が買取総額に大きく影響するのですね。ほかの地金素材ではどうでしょうか?

査定員
K14WG(14金ホワイトゴールド)のリングでもお買取実績があります。K14WG レモンクォーツ・多色石 リング 9.74ctを109,000円でお買取しました。K18より金の純度が低いK14WGでも、石と地金の組み合わせ次第で査定額が10万円を超えることがあります。
※2026年4月10日時点の参考買取価格です。時期や相場、形状により変動します。
K14WG レモンクォーツ・多色石 リング 9.74ct買取の参考価格(相場)
K18 ルチルクォーツ・ダイヤモンド|40,000円の実績

インタビュアー
ルチルクォーツの実績もあるのでしょうか?

査定員
K18 ルチルクォーツ・ダイヤモンド 22.84・0.05ctを40,000円でお買取した実績があります。K18(18金、金の純度75%の合金)の地金に加え、ルチルクォーツは石自体にも評価がつく種類ですので、地金と石の両面から査定しています。実績の金額は時期や相場、形状によっても変わりますので、お手元の品物の正確な金額はぜひ「おたからや」の無料査定でお確かめください。
※2026年2月10日時点の参考買取価格です。時期や相場、形状により変動します。
K18 ルチルクォーツ・ダイヤモンド 22.84・0.05ct買取の参考価格(相場)
第3話 買取で評価が高いクォーツの種類
ルチルクォーツ|金色の針状インクルージョンが価値を生む

インタビュアー
クォーツにはたくさんの種類があるとのことでしたが、買取で特に評価されやすい種類はどれでしょうか?

査定員
まずルチルクォーツです。透明な水晶の中に金色の針状インクルージョンが入った石で、針の太さや密度、入り方の美しさで評価が変わります。針の入り方のパターンによる評価の違いは、このあとの話で詳しく紹介します。
ローズクォーツ|透明度が高いほど希少

インタビュアー
ローズクォーツはどうでしょうか?ピンク色のきれいな石という印象がありますが。

査定員
ローズクォーツはピンク色のクォーツです。多くのローズクォーツは半透明〜不透明ですが、まれに透明度の高い個体があります。透明度の高いローズクォーツは産出量が少なく、高額査定につながりやすいです。
アメジスト|深い紫色ほど高額査定につながりやすい

インタビュアー
アメジストもクォーツの一種なのですか?

査定員
はい。アメジストは含有される鉄イオンの影響で紫色に発色するクォーツです。名前は「酔わない」を意味するギリシャ語「amethystos」に由来しています。色が濃く均一なものほど高額査定につながりやすい傾向があります。紫外線に長時間さらされると色が薄くなる性質があるため、色が濃く保たれていることも査定時のポイントです。
シトリン|天然のマデイラカラーは希少

インタビュアー
シトリンという名前は聞いたことがありますが、こちらもクォーツなのでしょうか?

査定員
シトリンは黄色〜オレンジ色のクォーツです。市販のシトリンの多くはアメジストを加熱処理して黄色に変化させたもので、天然のまま美しい黄色を呈するシトリンは非常に希少です。中でも濃い黄色〜オレンジ系の色合いを持つ「マデイラシトリン」は、コレクターの間で特に高く評価されています。
スモーキークォーツやアゲートなどその他の変種|品質や地金次第で値段がつく

インタビュアー
ほかにも査定できるクォーツはありますか?

査定員
アゲートやカルセドニーは、水晶が属する顕晶質とは異なる潜晶質に分類されるクォーツで、見た目の質感が水晶とは異なります。

インタビュアー
クォーツの仲間は想像以上に幅広いのですね。

査定員
いずれも品質や地金次第で値段がつきますので、お手元にある石の名前が分からなくても、まずは「おたからや」へお持ちください。スモーキークォーツについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・スモーキークォーツ(SmokyQuartz)は人を選ぶ?合わない理由と相性の見分け方を徹底解説!
第4話 クォーツの査定で見られる4つの評価基準
透明度|インクルージョンが少ないほど高額査定につながりやすい

インタビュアー
クォーツの査定では、具体的にどんな基準で値段を決めているのでしょうか?

査定員
石の評価は透明度・色・カラット数・カットの4つの軸で見ています。まず透明度です。インクルージョンが少なく、光がまっすぐ通るクォーツほど高額査定につながりやすいです。ただし、ルチルクォーツのようにインクルージョンが価値になる例外もあります。
色の濃さと均一さ|ムラが少ないほど高額査定につながりやすい

インタビュアー
2つ目の基準は何でしょうか?

査定員
色の濃さと均一さです。アメジストなら深い紫、シトリンなら鮮やかな黄色〜オレンジのように、色が濃く石全体にムラなく行き渡っているものほど、高額査定につながりやすいです。アメジストやシトリンなどの有色クォーツは、紫外線を長時間浴びると色が薄くなるため、直射日光を避けて保管されていた品物は色味の面で有利です。
カラット数|サイズだけで大幅に上がるわけではない

インタビュアー
大きいクォーツほど高くなるのでしょうか?

査定員
大きさは有利に働きますが、クォーツはモース硬度7で産出量が比較的多い鉱物のため、ダイヤモンドのようにカラット数だけで査定額が大きく変わるわけではありません。ジュエリーの場合は、石と地金のバランスやデザインの仕上がりも査定に影響します。
カットの仕上がり|ファセットは光の反射、カボションは光の筋を見る

インタビュアー
カットの違いも評価に関わるのですか?

査定員
ファセットカット(平らな面を連ねて輝きを引き出す方法)は、カットの精度によって光の反射が変わるため、仕上がりが美しいほど高額査定につながりやすいです。カボションカット(表面をドーム状に研磨する方法)は、ルチルクォーツでキャッツアイ効果を出すときやローズクォーツのスター効果を見せるときに使われるカットで、光の筋の出方が評価のポイントになります。
第5話 ルチル入りクォーツで価値が逆転する理由
通常の宝石ではインクルージョンが少ないほど高額査定につながりやすい

インタビュアー
ルチルクォーツはインクルージョンがあるほうが高く評価されるとのことでしたが、なぜ通常の宝石と逆の評価になるのでしょうか?

査定員
ダイヤモンドのクラリティ評価のように、通常は内包物が少ないほど高品質とされます。水晶も無色透明で内包物がない状態が最上とされています。ところがルチルクォーツでは、この原則が逆転します。
ルチルクォーツは針状結晶の美しさが価値になる

インタビュアー
その原則がルチルクォーツでは逆になる、ということでしょうか?

査定員
ルチルクォーツは、透明な水晶の中を走るルチル結晶が独特の景色を生んでいる石です。ルチルは二酸化チタン(TiO2)の結晶で、光の下では赤みを帯びた金色に輝きます。針の太さ、密度、方向性、そして水晶自体の透明度によって査定額が変わります。和名では「金針水晶」「金紅石入り水晶」と呼ばれています。なお、「ルチルクォーツ」として流通しているものの中には、黒い針状結晶がブラックトルマリン、緑色のものがアクチノライトやグリーントルマリンという別の鉱物である場合もあります。
タイチンルチルやキャッツアイタイプは特に希少

インタビュアー
ルチルの入り方にも種類があるのですか?

査定員
ルチルの入り方のパターンで呼び名が変わります。透明度の高い水晶に太い針が入ったものは「タイチンルチル」と呼ばれ、金色の太いラインが美しい希少な個体で、高額査定につながりやすいです。

インタビュアー
針の入り方だけでそこまで希少性が変わるのですね。キャッツアイタイプというのは、どのような見え方なのでしょうか?

査定員
針状のルチルが一方向に密集して整列した状態で、カボションカットに仕上げると、光を当てたときに猫の目のような一筋の光が浮かびます。これをシャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)と呼びます。天然のルチルクォーツで美しく現れること自体が非常にまれで、ルチルクォーツの中でも特に高く評価される種類です。お手元にルチルクォーツがある方は、針の入り方をぜひ確認してみてください。ご自身では判断が難しい場合も、「おたからや」の無料査定で査定士が丁寧にお調べいたします。

インタビュアー
針の入り方1つでこれほど評価が変わるとは驚きました。

査定員
ルチルクォーツの効果や石言葉については、以下の記事でも解説しています。
- 関連記事はこちら
・ルチルクォーツの効果とは?石言葉や意味、相性の良い組み合わせを詳しく解説
第6話 地金素材が買取総額に与える影響
Pt850やPt900など素材の純度で地金評価が変わる

インタビュアー
クォーツの石自体にあまり値段がつかない場合でも、地金だけで売れるものなのでしょうか?

査定員
「おたからや」では、石の評価と地金の評価を分けて査定しています。地金の評価は素材の種類と純度、そして重量で決まります。プラチナならPt850(プラチナ85%の合金)とPt900(プラチナ90%の合金)では純度が異なり、同じ重量でもPt900のほうが1gあたりの評価が高くなります。ジュエリーの内側に打刻された貴金属純度刻印(Pt850、K18などの表記)を確認して、地金の種類と純度を判定しています。
K18やK14WGの金素材も相場高騰の恩恵を受けやすい

インタビュアー
金の素材でも同じように地金で評価されるのでしょうか?

査定員
K18やK14WGも、金相場に連動して地金の評価が決まります。金・プラチナの相場が高い水準にある今は、地金部分の評価も高くなりやすいです。石の評価が控えめな品物でも、地金の重量と純度で買取総額が出るケースは多くあります。お手元にクォーツのジュエリーがある方は、コンディションが保たれている今のうちに「おたからや」の無料査定で金額をお確かめください。査定料・キャンセル料は一切かかりません。
第7話 査定前に準備しておきたいこと
鑑別書や保証書があれば一緒に持ち込む

インタビュアー
クォーツのジュエリーを査定に出す前に、何か準備しておいたほうがいいことはありますか?

査定員
まず、鑑別書や保証書が手元に残っている場合は一緒にお持ちください。鑑別書には石の種類や加熱処理の有無が記載されているため、査定がスムーズに進みやすいです。「鑑別書がないから査定を受けられないのでは?」と心配される方もいますが、「おたからや」の査定士がその場で石の種類と品質を評価できますので、鑑別書がなくても問題ありません。
やわらかい布で軽く汚れを拭き取る

インタビュアー
きれいに磨いてから持って行った方がいいのでしょうか?

査定員
メガネ拭きのような柔らかい布で、表面のほこりや皮脂を軽く拭き取る程度で十分です。爪留め(石を固定する爪状の金属パーツ)の隙間に汚れが溜まっていることもありますが、無理にこすったり、研磨剤入りのクロスや洗剤を使ったりすると、石の表面やコーティングを傷めてしまう可能性があります。落ちない汚れはそのままお持ちください。
箱やケースなど付属品もそろえる

インタビュアー
ほかに準備することはありますか?

査定員
購入時の箱やジュエリーケース、保証書などの付属品が残っている場合は、一緒にお持ちください。付属品がそろっていると、品物の価値や真贋を確認する手がかりになります。付属品が見つからない場合も、本体だけで査定できます。
第8話 壊れていても付属品がなくても査定できる
壊れている・石が外れているケース

インタビュアー
チェーンが切れていたり、石が外れてしまっていたりする場合でも、査定してもらえるのでしょうか?

査定員
もちろん査定できます。壊れていても、地金の重量と純度は変わりません。Pt900やK18の素材であれば、壊れた状態でも地金部分の評価が出ます。石が外れている場合は、石と地金をそれぞれ評価しますので、外れた石も一緒にお持ちください。ただし、ご自身で接着剤や工具を使って直そうとすると、石座(石を固定する土台部分)が変形したり、石や地金を傷めたりする可能性があります。壊れた品物はそのままの状態でお持ちいただくのが、一番確実な方法です。
古い・他店で断られたケース

インタビュアー
何年も前に購入した古いジュエリーや、ほかのお店で断られた品物はどうでしょうか?

査定員
古いジュエリーでもPt900やK18といった地金の重量と純度はそのまま評価できます。地金相場は日々動いているため、古いジュエリーでも地金の重量や純度などを確認して査定します。「おたからや」では、状態に不安のあるお品物も査定できます。「古いから売れないだろう」「壊れているから無理だろう」と諦めて処分してしまう前に、ぜひ一度「おたからや」の無料査定をご利用ください。査定料・出張費・キャンセル料は一切かかりません。お近くの店舗へのお持ち込みのほか、査定員がご自宅へ伺う出張買取も承っており、訪問から最短15分で査定いたします。
第9話 クォーツが古くから愛されてきた歴史と人気の背景
語源は古代ギリシャ語の「氷」に由来する

インタビュアー
クォーツはいつ頃から人々に使われてきた石なのでしょうか?

査定員
クォーツが中古市場でも安定して需要がある背景には、古くから続く歴史と幅広い知名度があります。クォーツの語源はギリシャ語の「krystallos(氷)」で、古代の人々はこの透明な石を氷の化石と考えていたと言われています。日本でも山梨県は水晶の産地として古くから知られており、2016年には日本鉱物科学会の国石選定で水晶が最終候補に残るなど、国内での知名度も非常に高い石です。
圧電効果がクォーツ時計や精密機器に活用されてきた

インタビュアー
クォーツ時計の「クォーツ」も、この水晶のことなのでしょうか?

査定員
その通りです。水晶には電圧をかけると正確に振動する性質(圧電効果)があり、クォーツ時計は水晶の振動を利用して時を刻んでいます。精密機器にも活用されている鉱物で、宝飾品としてだけでなく産業分野でも広くなじみがあります。名前を知っている方が非常に多いことが、中古市場でも根強い需要を支えています。水晶の石言葉や歴史的な背景については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
- 関連記事はこちら
・水晶の石言葉とは?意味や由来、「怖い」と言われる背景も解説
まとめ
この記事のまとめ
- クォーツは二酸化ケイ素の鉱物の総称で、水晶・アメジスト・シトリン・ローズクォーツ・ルチルクォーツなど多くの種類がある
- 買取相場は石の種類と地金素材(Pt850・Pt900・K18・K14WG等)の組み合わせで決まり、地金の重量と純度が総額に大きく影響する
- ルチルクォーツでは針状のルチル結晶の美しさが価値を生み、通常の宝石とは逆の評価構造になる
- タイチンルチルやキャッツアイルチルは特に希少性が高く、高額査定につながりやすい
- 石の評価は透明度・色の濃さと均一さ・カラット数・カットの仕上がりの4つの軸で判断される
- 鑑別書や付属品があると査定がスムーズに進むが、なくても査定は可能
- 壊れている・古い・付属品がない品物でも査定できる

インタビュアー
半貴石だから売れないと思い込んでいる方は、まず金額を聞いてみるだけでも価値がありそうですね。今日はありがとうございました。

査定員
こちらこそ、ありがとうございました。クォーツは石の種類と地金を合わせて評価できるジュエリーです。お手元の品物の価値が気になった方は、「おたからや」の無料査定をぜひご利用ください。壊れた品物や鑑別書がない品物も、査定士が丁寧に拝見いたします。
クォーツの買取に関するよくある質問
EXPERT ANSWER
この専門家が回答します
TASKの鉱物棚さん
- YouTube Ch.「TASKの鉱物棚」主宰
- 鉱物コレクター
20年以上にわたり、世界各地の鉱物・原石を収集している鉱物コレクター。幼少期から鉱物に関心を持ち、宝石学者・近山晶氏や鉱物学者・堀秀道氏の著作に親しみながら鉱物に対する理解を深める。現在は500点を超える鉱物コレクションを保有している。 YouTubeチャンネル「TASKの鉱物棚」を主宰し、鉱物・原石の魅力、ミネラルショーのレポート、鉱物収集文化、宝石・天然石の背景知識などを発信。専門的な内容を一般向けにわかりやすく伝えることを重視し、鉱物や宝石を科学的・文化的・歴史的な背景とともに紹介している。 これまでに『学研の図鑑LIVE 岩石・鉱物・化石 新版』へ鉱物写真7点を提供したほか、同シリーズ公式YouTubeチャンネルとのコラボレーション企画、阪急うめだ本店への映像提供、自身の鉱物コレクションによる個展の開催、鉱物写真集の制作などを行っている。また、ねとらぼなどのウェブメディアから取材を受けるほか、鉱物コレクター交流会の継続的な主催や、ジュエリー・アクセサリーの制作者との対談企画なども行っている。 宝石については、装飾品としての側面だけでなく、その素材となる鉱物・原石の性質や特徴という観点からも捉えている。長年実物を収集・観察してきた鉱物コレクターとしての経験を活かし、鉱物種としての性質や産状、名称の由来、歴史的背景などの側面から、宝石・鉱物・天然石に関する記事監修を行う。
クォーツの種類が分からなくても査定できますか?
はい、「おたからや」では、種類が分からない状態でも査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
クォーツは水晶・アメジスト・シトリン・ローズクォーツなど様々な種類があり、見た目だけでは区別がつきにくいものも少なくありません。「おたからや」では、査定士が石の種類を確認し、地金の純度と重量とあわせて評価します。ジュエリーの内側に打刻された貴金属純度刻印(Pt900やK18等の表記)も地金の種類や純度を確認する際の参考になります。
鑑別書がないクォーツでも査定できますか?
鑑別書がなくても査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
鑑別書には石の種類や検出可能な処理の有無などが記載されますが、「おたからや」では、鑑別書が手元になくても査定は可能です。鑑別書の記載事項には石の種類・処理の有無などが含まれるため、手元にある場合は持参すると査定がスムーズに進みやすくなります。鑑別書が見つからない場合でも、ジュエリー本体だけでも査定できます。
パワーストーンのブレスレットも査定できますか?
はい、「おたからや」ではパワーストーンのブレスレットも査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
ルチルクォーツやアメジストなどのブレスレットは、石の種類と品質によって評価が変わります。K18やPt900などの地金が使われているジュエリータイプであれば、地金部分も評価に含まれます。天然石ビーズだけで構成されたブレスレットの場合は、透明度や色合い、インクルージョン(内包物)の状態を確認します。ルチルクォーツであれば針の太さや入り方のパターン(タイチン・キャッツアイ等)も評価のポイントになる場合があります。
ルース(裸石)の状態でも値段がつきますか?
「おたからや」では、ルース(ジュエリーの枠に入っていない裸石の状態)でも査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
石の種類と品質次第で値段がつく可能性があります。ルチルクォーツのルースであれば針状結晶の入り方、ローズクォーツであれば色合いや透明度、アメジストであれば紫色の濃さや均一さなどが評価のポイントです。カットの仕上がり(ファセットカット(面を連ねて輝きを出す方法)かカボションカット(ドーム状に研磨する方法)か)も確認します。地金がないぶん石単体の評価になりますが、品質の高いルースは石だけでも値段がつくことがあります。
アメジストやシトリンもクォーツとして査定されますか?
はい、アメジストもシトリンもクォーツの変種で、いずれも査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
アメジストは含有する鉄イオンと自然放射線の影響で紫色に発色するクォーツで、色の鮮やかさや均一性などが評価に影響します。紫外線に長時間さらされると退色することがあります。シトリンは黄色〜オレンジ色のクォーツで、市販品の多くはアメジストの加熱処理によるものです。シトリンは黄色から赤みを帯びたオレンジ色まで幅広い色調があり、色合いや透明度、カットなどが評価要素となります。
クォーツジュエリーの買取で本人確認書類は必要ですか?
査定だけであれば本人確認書類は不要です。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
査定料・キャンセル料もかかりませんので、提示された査定額を確認してから売却するかどうかをご検討いただけます。実際に売却する場合は、本人確認書類が必要です。運転免許証または運転経歴証明書、マイナンバーカード、特別永住者証明書または在留カード、健康保険資格確認書、身体障害者手帳、年金手帳、パスポートのいずれかをご用意ください。有効期限が切れた書類は使用できません。2020年2月4日以降に発行されたパスポートは住所の記載がないため、住民票や公共料金の領収書など現住所が確認できる書類が別途必要です。
加熱処理や照射処理されたクォーツでも査定できますか?
はい、処理の有無にかかわらず査定できます。

TASKの
鉱物棚さん
専門家による回答
加熱処理や放射線照射処理はクォーツに広く施される処理で、シトリンの多くはアメジストを加熱処理して黄色に変化させたものです。スモーキークォーツにも放射線照射処理で着色したものがあります。処理石であっても、石の色味や透明度、地金の素材と重量を総合的に評価して査定額が算出されます。鑑別書に処理の記載がある場合は持参すると査定の参考になります。「おたからや」では、処理の有無が分からなくても査定は可能です。
※本記事内の価格・相場は記載時点のものであり、市場動向により変動します。最新の相場は店頭・公式サイト等でご確認ください。
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この記事の監修者
TASKの鉱物棚
- YouTube Ch.「TASKの鉱物棚」主宰
- 鉱物コレクター
20年以上にわたり、世界各地の鉱物・原石を収集している鉱物コレクター。幼少期から鉱物に関心を持ち、宝石学者・近山晶氏や鉱物学者・堀秀道氏の著作に親しみながら鉱物に対する理解を深める。現在は500点を超える鉱物コレクションを保有している。 YouTubeチャンネル「TASKの鉱物棚」を主宰し、鉱物・原石の魅力、ミネラルショーのレポート、鉱物収集文化、宝石・天然石の背景知識などを発信。専門的な内容を一般向けにわかりやすく伝えることを重視し、鉱物や宝石を科学的・文化的・歴史的な背景とともに紹介している。 これまでに『学研の図鑑LIVE 岩石・鉱物・化石 新版』へ鉱物写真7点を提供したほか、同シリーズ公式YouTubeチャンネルとのコラボレーション企画、阪急うめだ本店への映像提供、自身の鉱物コレクションによる個展の開催、鉱物写真集の制作などを行っている。また、ねとらぼなどのウェブメディアから取材を受けるほか、鉱物コレクター交流会の継続的な主催や、ジュエリー・アクセサリーの制作者との対談企画なども行っている。 宝石については、装飾品としての側面だけでなく、その素材となる鉱物・原石の性質や特徴という観点からも捉えている。長年実物を収集・観察してきた鉱物コレクターとしての経験を活かし、鉱物種としての性質や産状、名称の由来、歴史的背景などの側面から、宝石・鉱物・天然石に関する記事監修を行う。
